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『セウォル号(犠牲者の)母親たち』が慰安婦の碑を訪問

 ニューヨークを訪問中の『セウォル号(犠牲者の)母親たち』が、日本軍強制慰安婦の碑を訪問したそうだ。セウォル号の事件は真に痛ましい事件だった。母親たちの痛みが癒えることなどこれからもないだろうと思う。セウォル号問題が韓国国内でどういう展開をしていくのかは分からないが、あくまで韓国国内の問題である。日本に関わりがあるとすれば痛ましく悲惨な事故であったという共感だけだろう。

 

米国を訪問した『セウォル号(犠牲者の)母親たち』が日本軍強制慰安婦像の碑を訪問するのも何ら問題はない。韓国にとってはどちらも大変な過去だったのかもしれない。しかし、捏造された強制連行と実際にあったセウォル号の悲劇とは全く別物だ。慰安婦問題とセウォル号事件との因果関係は全く無い。慰安婦像の碑の前で母親たちが分かち合ったという痛みが同質のものだとは思えない。

 

『セウォル号(犠牲者の)母親たち』が慰安婦像の碑を訪問したという事実を報道するのはいいとしても、セウォル号の悲劇と捏造された慰安婦の悲劇とを結び付け、悲しみを共有したなどと世界に向けて発信するのはあまりに陳腐ではないのか。『セウォル号(犠牲者の)母親たち』の哀しみまで、反日のプロパガンダに利用するということに他ならない。母親たちの悲しみを汚し、政争の具にするのはあまりに卑劣だ。

 

http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=003&aid=0006404140