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韓国の朴槿恵大統領の妹、朴槿令氏の発言について

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹、朴槿令(パク・クンリョン)氏の発言について、連日報道がされているが、当初この発言を聞いたときは、日本にすり寄るための工作ではないのかと感じたのだが、後の報道によると、姉妹の仲はあまり芳しくないらしい。つまり、朴大統領の意向の入った発言ではなかったということだ。

 

韓国経済はボロボロで、頼みの中国も倒産寸前、アメリカの心象も2重外交で悪くしている。冷静になって考えれば頼りは日本しかないのだが、反日教育が一人歩きしてコントロールできなくなっている韓国は日本に何かを求めることは韓国国民が許さない状況にある。そこで、朴大統領の妹、槿令氏が日本懐柔に一役買ったのかと思ったのだ。

 

槿令氏の発言が自身の考えだとすれば韓国国民の反発は予想されたことで、下手をすれば自身の首を絞めかねない発言になる。韓国で親日は犯罪だからだ。この手の発言をすれば自身だけでなく、親族にまで糾弾の声が上がる。なにしろ九族皆殺しを心情とする国、当然、槿令氏もそこまで読んでの発言だろう。姉の朴大統領にも批判緒の矛先は向かうだろうし、実際「親日一家」との批判も出ている。しかし、朴大統領への批判を煽る目的とは考えにくいし、その手の発言としては少々リスクが高いと思う。朴大統領は槿令氏の発言については無視を決め込んでいるようだ。

 

槿令氏の夫であるシン・ドンウク共和党総裁は槿令氏の発言に対して「勇気ある行動だ」と述べ、「(槿令氏の発言が)韓国内で問題となることは予想していた。99人が賛成している中、1人で反対することはとても勇気がいること」と称賛、「口に出さないだけで、同じ考えを持っている人が大勢いると信じているから勇気を出したということを分かってほしい」と妻を擁護した発言をしている。

 

シン・ドンウク共和党総裁の発言が真実だとすれば、日本に対して極端な反日を良しとしない韓国国民がいるということだろうが、それは確かにそうかもしれない。韓国は親日発言をすれば袋叩きに合う国である。しかし、韓国経済の惨状を見れば近い将来、日本に何らかの援助を求めるしかない。そのジレンマが限界点に来ているのではないか。そこで親日、もしくは用日を唱えるグループが発言しやすい雰囲気が出てきていると見るのが正解かもしれない。

 

朴槿令(パク・クンリョン)氏の発言

靖国参拝について「子孫が先祖を祭る行為。韓国の批判は内政干渉」「首相より地位の高い天皇が植民地支配について詫びている。日本の首相が代わるたびに謝罪する必要があるのか」「日本は韓国の製鉄工場建設を支援した。韓国の経済発展に大きな役割を果たした」慰安婦問題について「韓国国民が国内でしっかりと面倒をみるべき」

 

韓国は日本のことを思って何かをする国ではない。いくら韓国国民が親日発言をしようとも、安易に韓国との関係を正常化(?)させようなどとは考えてはいけない。かりに韓国が日本の援助で経済危機を乗り越えたとしても、乗り越えたとたん反日韓国が顔を出し日本たたきを始めるのは明白だからだ。

 

韓国・朴大統領に「靖国参拝批判は内政干渉」と牙をむいた妹...:レコードチャイナ