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勝地涼演じる警官の五郎の「やんす」が子供に大人気だと

日本テレビの「ど根性ガエル」で、俳優の勝地涼演じる警官の五郎が使う「やんす」が子供たちに大人気だという。「やんす」というのは上方の遊女がつかっていた言葉らしい。イメージからすると関西っぽくは無いのだが、これは自分だけのイメージなのかもしれない。「ありんす」は江戸の遊女言葉だから、「やんす」も江戸で使っていそうに思っていた。おなじ仲間じゃないんだな。

 

「やんす」といえば「ケムンパスでやんす」を思い出す。赤塚不二夫の「もーれつア太郎」に出てきた毛虫のセリフだ。「ア太郎」は江戸っ子なんだがな。

 

天才赤塚は満州生まれだが、終戦後奈良県に引き揚げている。奈良は母親の実家。奈良では満州生まれということでかなりいじめを受けたらしい。「やんす」は近江弁にもあるらしいのでこの辺で仕入れたのかな。

 

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とにかく警官五郎は子供たちに大人気らしい。夏休みでドラマ収録の現場を見学に来た小学生は勝地のことを「やんすー」と呼ぶそうだ。

 

夏休みとあって、ドラマのロケ地には多数の親子連れが見学に訪れている。横浜市港北区で行われた26日の撮影では、子供たちから勝地に「やんすー!!」の掛け声。勝地は笑顔で子供たちに近づき、しばし“交流”。子供たちは「五郎」ではなく「やんす」で勝地を認識。特に気にならないようで、「やんす、好きか?」「うん、ピョン吉の次に好き」「なんだ、2番目かよ」などと会話を交わした。
“やんすポーズ”も伝授。「まず左手を腰に当てて、横を向いて、顔だけ前を向けて敬礼する」と手取り足取り指導。最後は見事に全員でポーズを決めた。

 

「やんす」子供に大ウケ “クネ男”勝地涼 ど根性ガエルで支持層拡大 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能