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米グーグルが開発中の自動運転車の事故が多発しているらしい

アメリカのグーグル<GOOGL.O>が開発中の自動運転車が今月はじめに追突され、社員3人がけがを負ったそうだ。事故は1日、カリフォルニア州マウンテンビュー付近の路上で、信号を待っていた自動運転車「レクサスRX450h」に別の車両が追突したという。社員3人のけがは軽いムチ打ち程度だった模様。

 

問題はグーグルが2009年に自動運転車の試作をはじめて依頼、試作車の衝突事故が14件(うち11件が追突)も発生していることだ。機械的にブレーキングが行なわれるのであれば人間がブレーキングする感覚と同じようなものにしなければその感覚差によって事故が引き起こされるような気がするけど、今回の事故は信号待ちしていてとあるので、交差点で停車していたんだろう。だからブレーキングのタイミングの問題ではないようだ。

 

事故を無くしていくには、道路を走る全ての車両を自動化するのが一番だろうと思う。人間の中に機械が混在する、あるいは機械の中に人間が混在するでは事故がおこらないほうが不自然だ。混在して走るには人間が運転しているのと同じ感覚で機械が車を操作することが必要だろう。人間側が機械に合わせるなんて不可能だろうし、それこそとんでもない反発が来るのは目に見えてる。どちらにしても自分が運転してて、前か後ろを自動運転車が走っていたら待避するのが一番だろうね。もし事故っても機械はミスしないから、「人間」側が100%悪いってことになる。

 

グーグルの自動運転車がよく事故ることは不謹慎だが朗報かもしれない。人がキズついてるので申し訳ないが、これで自動運転車が街を走るのが少し先延ばしになると思うからだ。自動運転車なんて高額だろうし、金なし人間の自分に買えるとは思えない。でも、新しい物好きの奴らはすぐに飛びついて買うんだろうな。そして人間が運転する車はだんだんと隅に追いやられていく。

 

将来自動運転車が街にあふれ出した時、自分が運転する自動車の傍を自動運転車が通ったとき、中でふんぞり返ってこっちを見ている人間はきっと自分のことをこう言うだろうな。「あはは、あいつ自分で車運転してるぜ。ばっかじゃねえの」

 

米グーグルの自動運転車が負傷事故、追突され社員3人けが (ロイター) - Yahoo!ニュース