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安保関連法案可決で小笠原・尖閣諸島周辺では安堵の声

国会は現場の危機感をわかっていない。

 

 安全保障関連法案が衆院特別委で可決されたことを受け、小笠原諸島(東京都小笠原村)や、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺では安堵の声が聞こえたものの、現場の声をくみ取れない国会への苦言が相次いだ。

 

小笠原諸島(東京都小笠原村)は昨年秋の中国漁船によるサンゴ密漁事件によって多大な被害を受けている。また、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺も中国公船の領海侵犯が相次いでおり、安全保障関連法案の成立が待ち望まれていた。しかし、国会における法案可決への反対行動等を見る限り、現場の人たちへの理解は全く感じられない。

 

「法整備により、離島警備の問題が前進すれば村民にとって安心できる」

「野党に具体的な対案があれば、もう少し国民の議論が深まったはず。危機に直面したことのない人たちの議論は、私たちの胸にも届かなかった」

小笠原村 森下一男村長(66) 

 

対案も出さずただただ反対を叫ぶ野党は何のために存在しているのだろうか、対案を立ててこその反対ではないのか。現場の人たちの声は届かないのではなく、現場の人たちは切り捨てられている。対案無き反対は卑怯だ。

 

以下現場の人たちの声

石垣島で漁船を操る藤本浩さん(47)も「石垣島の目の前には中国の脅威がある。守るべき戦術と戦略は必要」とほっとした様子。採決時に野党議員がプラカードを一斉に掲げ反対したことには、「もう少し大人になって」と注文した。

 一方「まだ何も変わっていない。早く尖閣の海を自分たちに返してほしい」と訴えるのは、石垣島でマグロはえ縄漁を営む下地宏政さん(45)。「日本の政治は石垣の人が感じている中国の脅威を何も分かっていない。だから尖閣の問題が解決しないのだ」と嘆いた。

 

【安保法案特別委採決】「安心できる」「中国の脅威、分かっていない」…国境の島では安堵と苦言(産経新聞) - goo ニュース