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朴槿恵大統領3・1節でのあいさつ 自ら歩み寄れぬジレンマ

朴槿恵大統領は1日、ソウルで開かれた第96周年3・1節(3・1独立運動記念日)記念式でのあいさつを行なった。日本に対しては相変わらずの姿勢で、自ら歩み寄ろうとする意思の発言ではなく、歴史的事実(韓国の主張する)を認めよ、日本の努力が足りない。慰安婦の強制連行があったと認めた上で韓国のパートナーになれは良い等々。日本側から歩み寄るなら会うという従来と変わらぬ発言だった。

 

これまで韓国は反日教育で国民の恨みや憤りの対象を日本に向けてきた。韓国国内の格差問題や急成長のひずみをすべて反日という仮想敵で抑えてきたのだ。また、反日は韓国にとって最大のビジネスでもあった。今日、反日の意識は制御しきれない大きさに膨れ上がり、日本をとことん痛い目にあわさないと国民感情が治まらないレベルにまで育ってしまった。もはや韓国側から歩み寄るなどという行為は許されない行為なのだろう。

 

朴槿恵大統領の誤算は、日本側の意識の変化だ。もうこれまでのように韓国の反日を受け入れてきた国ではなくなったということだ。日本は従来、韓国を必要とはしていないし、友好関係がなくても何ら支障なく国家運営ができる国だ。これからは韓国の反日を受け入れず、その嘘を世界に発信していけばいいと考えるようになったことだろう。

 

韓国の未来は、中国と言う血も涙も無い国家に隷属して生きていかなくてはならないという厳しいものだ。その中国も韓国と同じ瀕死の状態なのだが。

 

朴槿恵大統領の発言

「日本が勇気を持って率直に歴史的真実を認め、韓国と手を取り未来の50年のパートナーとして新しい歴史を共に記していくことを望む」

「わが政府は発足以来、正しい歴史認識に基づく韓日関係の未来を見据え、21世紀の韓日新協力時代を開こうと努力してきたが、(両国が)地理的に隣国であるにもかかわらず過去の歴史をめぐる葛藤により、残念ながら心の距離を縮めることができずにいる」

「歴史とは、気楽に取捨選択して必要なことだけを記憶するのではなく、歴史に対する認定は進歩に向けた唯一の道だ」

「日本政府の教科書歪曲(わいきょく)の試みが続いていることも隣国関係に傷を与えることだ」

 

相変わらずの発言内容だが、どうか歴史問題を認めて日本から韓国に歩み寄って欲しいという切なる願いにも読み取れる。これまでの度を越した反日教育が自ら歩み寄ることのできない韓国という国家を作り上げてしまったのだから、自業自得であることは間違いない。