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韓国と違って、中国には本当の日本を知りたいとする声もある

以下は本年1月22日に中国のインターネット上に掲載された記事です。これを読む限り、韓国などと違って、中国には普通の人々がいることがわかります。自分は昔から中国の古典が好きで、中国のことをどこかの国のように芯からヘイトすることができないでいます。 

 

あなたの想像の中の日本と本当の日本の9つの違い

 

1.伝えられる日本人と本当の日本人
日本人は中国人と同じで、血が通い、感情がある人間である。あなたが抗日神ドラマで見る日本人は本当の日本人ではない。それは、視聴者を引き付けるために脚色されたイメージなのだ。

2.日本の社会習慣は変態?
国や民族が違えば文化が異なるのは当然だ。日本人は中国人の獅子舞を見るときに笑ったりはしないのだから、日本人が神輿を担ぐときに着ている服を見て笑う必要はない。日本の一部地域で行われている“性”に関する祭りのことを取り上げて、あれこれ言う必要もないのだ。

3.成人向け動画産業が発達しているから日本人は下品?
成人向け動画は日本だけでなく、中国やイラン、北朝鮮を除くほとんどの先進国で産業化されている。日本が特に発達していると思うのは同じアジア人で、あなたがたくさんダウンロードしているからに過ぎない。これは下品だとかいう問題ではなく、需要と供給の産物なのだ。

4.日本には変態が多い?
どんな国や民族にも普通とは異なる考えを持つ人がいる。日本でも中国でも、猟奇的な事件が起きているのである。

5.対外侵略は日本人の本性?
「中国はこれまで他国を侵略したことがない」と言うのは、完全なる偏見と洗脳教育の産物である。人類史はすべて侵略の歴史なのだ。中国も例外ではない。中国が他国を侵略したことがないと言うのなら、現在の中国は河南省くらいの大きさである。

6.日本では右翼が主流派?
日本は中国とは異なり、出版や言論の自由が保障されている。誰でも気にすることなく自らの意見を発表できる。しかし、それが日本全体の意見を代表しているわけではない。日本には中国に対して友好的な論調もあれば、日本政府を批判する声もあるのだ。

7.「歴史を鑑に」とは恨みを喧伝することか?
日本は自国に原爆を落とした米国人のことをくどくどと言わない。それどころか、米国に学び、米国人が作った憲法を今日まで守っている。これは弱さを表しているわけではない。強者に学び、自らも強者になるという心構えである。

8.日本は世界の問題児か?
実際は、日本は中国よりもずっと世界から認められている。これは世界が中国を敵視しているからではなく、中国が世界と疎遠であるためだ。これは力があるとか、核兵器を持っているとかいう問題ではなく、価値観や道徳レベルの問題である。

9.私たちに間違いはあるのか?
日本のパスポートは世界の多くの国や地域でビザが不要であるが、中国のパスポートはそうはいかない。これは世界が中国を見下しているのではなく、中国人がどのように他人を尊重するかを知らないからだ。他人に尊重してもらいたければ、自分が相手を尊重しなければならない。まずは「公共の場所では大声で話さない」「歴史的な文物に落書きしない」と言った小さなことから始めなければならないのだ。(翻訳・編集/北田)

 


中国人の想像とはまったく違う「本当の日本」―中国ネット:レコードチャイナ